会社に貢献したいと思わなくなった時の働き方。自分勝手に働いてもいいよね

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会社に貢献したくなくなる理由

「頑張っても報われない」現実への失望

会社に貢献したいと思えなくなる瞬間って、誰にでも訪れるものです。それまで一生懸命頑張ってきたのに、評価されなかったり、正当な見返りが得られなかったりすると、「なんでこんなに頑張ってるんだろう」と虚しさを感じてしまいます。

私も以前、全力で取り組んだプロジェクトがありました。連日残業しながら資料を作成し、成功に向けてチームをまとめるために全力を尽くしました。しかし、最終的にそのプロジェクトの功績は上司に持っていかれ、「君のサポートのおかげだよ」なんて軽く流されたときの絶望感は今でも忘れられません。

もうほんとにね・・・

このような経験が積み重なると、次第に「もう頑張るのはやめよう」と思うようになるんです。頑張り続けることに対するリターンがないと感じた瞬間、人は自然とモチベーションを失っていくものです。

モチベーションが低下するきっかけとは?

モチベーションの低下は、必ずしも大きな出来事が原因ではありません。日常の小さな不満やストレスの積み重ねが、やがて「会社に貢献したくない」という気持ちを生むこともあります。

たとえば、毎日の単調なルーティンや、理不尽な要求を受け続けること、チーム内でのコミュニケーション不足などが、心のエネルギーを少しずつ削り取っていきます。また、「自分のやりたい仕事ができていない」「この仕事の意義が分からない」と感じることも、モチベーションを下げる原因になります。

特に、周囲の人たちが自分より評価されているように感じたり、自分の努力が誰にも認識されていないと感じると、「別に頑張らなくてもいいや」という気持ちが強くなります。

自分の価値観と会社のズレ

もう一つ、会社に貢献したいと思えなくなる理由は、「自分の価値観」と「会社の方向性」がズレていると感じることです。自分が大切にしているものと会社が求めているものが違うと、仕事をしていても心から納得できず、違和感を覚えることが増えていきます。

たとえば、「顧客のために全力を尽くしたい」と思っているのに、会社が利益優先で動いているとしたら、そのギャップに苦しむことになります。また、ワークライフバランスを重視したいのに、会社が長時間労働を当然のように求めるとしたら、次第に「なんで自分はここにいるんだろう」と疑問を感じ始めます。

このようなズレを放置すると、働く意味を見失い、最終的に「もう会社のために頑張りたくない」と思うようになるのです。

自分勝手に働くってどういうこと?

自分軸で働くメリットと注意点

「自分勝手に働く」と聞くと、周りに迷惑をかけたり、好き勝手に仕事を放り投げたりするイメージを持つかもしれません。でも、ここで言う「自分勝手に働く」とは、あくまで自分軸で働くということ。他人の期待や会社の方針に振り回されず、自分の価値観や目標に従って働くスタイルのことです。

メリット

自分軸で働くことで、無駄なストレスを減らすことができます。例えば、「上司に評価されるために」といった外的な動機ではなく、「このスキルを身につけたい」「自分の市場価値を上げたい」といった内的な動機で働くと、自然とモチベーションが上がります。また、自分にとって本当に必要な仕事だけに集中できるので、効率的に働けるようになります。

注意点

ただし、自分勝手に働くと言っても、職場のルールや周囲との協調性を完全に無視するわけにはいきません。自己中心的になりすぎると、職場での信頼を失い、結果的に仕事がしづらくなることもあります。バランスを取りながら、自分の軸を持つことが大切です。

仕事とプライベートの優先順位を明確にする

自分勝手に働く上で、重要なのが「仕事とプライベートのバランス」を見直すことです。多くの人が「会社の期待に応えなければ」と無意識に思い込んでしまいますが、これは必ずしも必要ではありません。自分の人生において何を大切にしたいのかを考え、優先順位をつけることが大切です。

例えば、「家族との時間を大切にしたい」「趣味や副業に力を入れたい」といった自分の目標を明確にし、それに基づいて仕事の取り組み方を調整します。無理に残業を引き受けたり、休日出勤をして評価を得ようとするのではなく、自分が本当に価値を感じる時間に投資するのです。

私自身、一時期仕事に全力を注ぎすぎてプライベートが犠牲になった経験があります。その結果、体調を崩し、「このままでは自分が壊れる」と感じました。そこで思い切って仕事をセーブし、プライベートを充実させる働き方に切り替えたところ、仕事でも効率が上がり、結果的に評価も上がりました。

自己中心的にならない「賢い自分勝手」のコツ

自分勝手に働くことと、自己中心的になることは違います。賢い自分勝手とは、自分のやりたいことや目標を優先しつつ、周囲との関係を良好に保つバランスの取れた働き方です。

そのためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

• 事前の共有:自分が優先したいことを周囲に伝えておく。「この時間は集中したい」「これが終わったら対応する」といったコミュニケーションはありです。

• 周囲への感謝を忘れない: 自分勝手に動く分、周囲に助けてもらうことも増えます。そのときに感謝の気持ちをしっかり伝えることで信頼関係を保てます。

• 結果を出す: 自分勝手に働くなら、最終的に結果を出すことが何よりも重要です。成果を出せば、自分の働き方を正当化することができます。

私の同僚で、自分勝手に見えるけれど評価が高い人がいました。彼は、自分のペースを守りつつも、成果物は常に高品質。そのため、誰からも文句を言われず、むしろ信頼されていました。このようなスタイルを目指すことが、賢い自分勝手の秘訣です。

会社への熱意を失った時に変えたこと

貢献したい気持ちが消えた瞬間

私が「会社に貢献したい」という気持ちを失ったのは、30代に差し掛かったころ。ずっと目標に向かって努力を続けてきたのに・・・

どれだけ成果を上げても上司からの評価は薄く、同期が先に昇進していくのを横目で見ながら、「この会社に尽くす意味ってあるの?」と感じ始めたんです。

そこからは、どうせ会社のために働いても意味がないなら、自分のために働こうと考えるようになりました。

自分の働き方を変えた結果、得た自由

「会社に貢献する」という気持ちを手放した代わりに、私は自分がやりたいことに集中する働き方にシフトしました。これまで全力で仕事に取り組んでいた時間の一部を、自分のスキルアップや副業に充てるようにしたんです。

たとえば、業務時間中も「自分にとって価値があるかどうか」で仕事を選別するようになりました。不要な会議への参加を控えたり、無駄なやり取りを減らしたりといった行動を通じて、本当にやるべきことに集中できるようになりました。その結果、これまで以上に効率よく成果を上げられるようになったのです。

また、プライベートの時間を充実させることで、仕事へのストレスも軽減されましたし、これまでは残業してでも「会社のため」に頑張っていた時間を、副業や趣味に費やすことで心に余裕が生まれたのです。

結果的に、会社への依存度を下げ、自分の人生にフォーカスすることで、仕事もプライベートもバランス良く楽しめるようになりました。

自分勝手でも結果を出す働き方とは

「自分勝手に働く」と決めたものの、仕事はチームで進めるもの。だからこそ、自分のやりたいことを優先しながらも、成果を出して周囲と信頼関係を築くことが大切です。そのために私が実践したのは、「成果重視の働き方」と「効果的なコミュニケーション」の両立でした。

まず、業務の優先順位を徹底的に見直しました。すべてのタスクを抱え込むのではなく、「自分がやらなくてもいいこと」「後回しにしても問題ないこと」を冷静に判断。たとえば、会議の資料作成が必要な場合でも、「ここまでやれば十分」というラインを見極め、それ以上の時間をかけないようにしました。このように効率を重視することで、短時間で高い成果を出せるようになりました。

次に、上司や同僚とのコミュニケーションを工夫しましたね。

自分の働き方を貫くためには、誤解を避けることが重要です。そのため、進捗や成果を定期的に報告し、「自分がどのようにチームに貢献しているか」を見える化するよう心がけました。たとえば、「今週の目標は達成しました」「次のステップは○○です」といった報告をメールや会議で積極的に行い、周囲に安心感を与えるようにしました。

この結果、自分のペースを保ちながらも、周囲の信頼を得ることができました。特に印象的だったのは、上司から「自由に働いているけど、結果はちゃんと出しているよね」と言われたこと。その言葉をきっかけに、「自分勝手に働くこと=悪いことではない」と確信することができました。

「会社に貢献したくない」と感じたとき、それをネガティブに捉える必要はありません。それは、自分の価値観や働き方を見直すチャンスです。この記事では、「自分軸で働くメリット」「仕事とプライベートのバランスを取る方法」、そして「自分勝手でも成果を出す秘訣」をお伝えしました。

私自身の体験を通じて実感したのは、「自分の人生を大切にする働き方」が結果的に仕事でもプラスになるということです。会社に尽くすのではなく、自分を大切にする。その意識を持つことで、より自由で充実した働き方が実現します。

あなたも、もし「会社のために働く意味が分からない」と感じたら、自分勝手に働く選択肢を検討してみてください。周囲の期待に縛られるのではなく、自分自身の価値観を大切にした働き方で、より豊かな人生を築いていきましょう!

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